川口の木枯茶を愉しむ
唐茶(からちゃ)に黄味がかかった茶系色で、ひゅるりと舞い上がる秋の木枯らしを彷彿させるようなくすみを帯びた黄褐色のこと。
今日の「木枯らし」は冬の季語としれ知られているが、古くは初秋の季語だったと言われている。
安土桃山時代以降に登場し、もとは「唐茶」とも呼ばれていたが、江戸時代からは「木枯茶」や「丁字茶」とも呼ばれ、人気を博した茶色として知られる。
日本の伝統色の一つ(#735642)。
スダジイ(戸塚中台公園)
清々しい高台にあり、美しい芝生の広場と、自然の雑木林がある戸塚中台公園。周囲にはジョギングコースがあるほか、夏には子どもたちに人気な「じゃぶじゃぶ池」があり、中に入って遊ぶことができ、子どもたちの笑顔があふれている。
川口市戸塚3丁目16番
JR武蔵野線「東川口駅」南口から徒歩約15分
ケンポナシ(安行原自然の森)
川口市の指定管理公園である安行原自然の森。整備しすぎず、自然林を残した姿はまさに「自然の森」。秋に色づく紅葉も見どころだが、早咲の安行桜や、新緑の木々など、四季を通じて愉しめる。昆虫も多く、親子で昆虫観察や植物観察を愉しむことができる。
川口市安行1721-1
JR京浜東北線「川口駅」東口からバスで約25分
「峯八幡宮」下車・徒歩約10分
スズカケノキ(川口神社)
川口町の鎭守氏神(土地を治める神様)として古くから領主・住民の崇敬を篤くいただいていた川口神社。創始は天慶年鑑(てんぎょうねんかん:西暦940年前後)と伝えられており、昭和の市制施行に伴い川口市の総鎮守(川口市全ての土地を守護する神社)となる。
川口市金山町6-15
JR京浜東北線「川口駅」東口から徒歩10分
タブノキ(地蔵院)
平安時代よりの長い歴史を持つ地蔵院。埼玉県内でも有数の文化財と自然を有しており、中でも樹齢600年余りを誇るタブノキは地蔵院の象徴ともいえ、樹皮をお線香の材料や染料、実をロウの原料にしたことから、過去の住職が本堂の裏に植えたと言われている。
川口市桜町5-5-39
SR「新井宿駅」から徒歩8分
問い合わせ
川口市観光物産協会
川口市川口1-1-1 キュポ・ラ本館棟5階
TEL:048-228-2111
協力:川口市公園課・みどり課
※お出かけの際は公共交通機関をご利用ください。
※お出かけの際はマナーを守って愉しみましょう。
※公園や社寺には多くの動植物が見られます。こうした動植物を持ち帰ることや、他の場所で採取した動植物を持ち込まないようにお願いします。また、季節によっては蜂や毒キノコなどにご注意ください。